不妊治療に漢方は使える?妊活中の体調管理と併用の考え方を医師が解説

「妊活を頑張っているけれど、思うように結果が出ない」 漢方でサポートいたします

不妊とは、「避妊をしていないにもかかわらず、1年以上妊娠しない状態」をいいます。
晩婚化や生活環境の変化により、不妊に悩むご夫婦は年々増加しています。

不妊の原因は、排卵障害、卵管閉塞、子宮の異常、男性不妊 など多岐にわたります。一方で、明確な原因が見つからない「原因不明不妊」も全体の約30〜40%を占めます。

◆ 西洋医学でのアプローチと限界・よくあるお悩み

【主な検査】

ホルモン検査(FSH、LH、エストラジオール、プロラクチン、AMHなど)、超音波検査、卵管造影検査、精液検査

【主な治療】

排卵誘発(クロミフェン、レトロゾール、HMG注射 など)、タイミング法・人工授精(AIH)、体外受精(IVF)・顕微授精(ICSI)

【限界とよくあるお悩み】

  • 身体的・精神的・経済的な負担が大きい
  • 明確な原因がない場合、治療方針が立てにくい
  • 高度生殖医療でも年齢による成功率の低下は避けられない

◆ 漢方内科でのアプローチ

漢方では、妊娠するための力(妊孕性)は「腎(じん)」のエネルギーと関わるとされます。
また「気・血・水」のバランスや月経周期の整え、冷えやストレス、消化吸収機能の強化など、全身の状態を見ながら体質を整えていきます。

◆ 体質別・不妊に使われる代表的な漢方薬

体質の傾向症状処方例
冷えや加齢が気になるタイプ手足の冷え/基礎体温が低め/月経量が少ない/年齢による卵巣機能低下が心配八味地黄丸、六味丸、温経湯
血のめぐりが悪いタイプ月経痛/レバー状の塊/くすみや肩こりがある桂枝茯苓丸、桃核承気湯、通導散
ストレスの影響を受けやすいタイプ月経前のイライラ/気分が落ち込みやすい加味逍遙散、柴胡加竜骨牡蛎湯
血や栄養が不足ぎみのタイプ顔色が悪い/月経量が少ない/疲れやすい/不眠や冷え/月経周期が長い当帰芍薬散、四物湯

◆ 当院でできるサポート

  • 漢方薬による周期調整・体質改善
  • 不妊治療と漢方の併用による副作用軽減と妊娠力向上
  • 冷え、疲労、ストレス、睡眠などの全身状態のサポート
  • 必要に応じたビタミン・鉄・葉酸の補給(注射・サプリ)
  • 不妊専門クリニック・婦人科との連携支援

◆ このような方にご相談いただいてます

  • 不妊治療を受けているが、思うような結果が出ていない
  • 検査で異常がないまま、妊娠に至らず悩んでいる
  • 年齢により卵巣機能の低下が気になっている
  • 副作用をなるべく抑えながら、体質から妊娠力を高めたい
  • 一度治療をお休みして、自然妊娠に向けた体調づくりをしたい

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