くすみ・肝斑の原因は?ホルモン・紫外線との関係と漢方を含む治療を医師が解説

くすみ:血流の滞り、ターンオーバーの低下、栄養不足、冷え、疲労、ホルモンバランスの乱れなどが原因で、肌全体が暗く見える状態を指します。
肝斑(かんぱん):頬や額に左右対称に現れるシミの一種で、紫外線・ホルモン変動・ストレス・摩擦などが関係しています。

肝斑のタイプと特徴

① 頬骨に沿って帯状に広がる左右対称型
筆で描いたように細くあらわれ、左右対称に広がります。紫外線やスキンケア時のマッサージなどが関与しており、ほかのシミが混在している場合もあります。

② こめかみや目尻周辺に限局するタイプ
頬骨から目尻の下、またはこめかみ付近といった狭い範囲に限定して発生します。

③ 両頬に蝶の羽のようにもやっと広がるタイプ
広範囲にシミが広がり、肌全体が暗く見える傾向があります。ほかのシミの下にうっすらと肝斑が潜んでいることも少なくありません。

④ 額や口周りにも広がるタイプ
両頬に加え、額や口の周囲にもあらわれることがあります。一般的な肝斑より広範囲で、自覚されないまま悩まれている方もいます。

◆ 西洋医学でのアプローチと限界・よくあるお悩み

対象主な治療法
くすみ・肝斑トラネキサム酸内服、ビタミンC・E製剤、グルタチオン(内服・注射)、ハイドロキノン外用、日焼け止め など

【限界とよくあるお悩み】

  • 外用薬だけでは効果が限定的なことも多く、内側からの継続的なケアが必要です
  • ハイドロキノンは刺激感や使用期間の制限があり、敏感肌では使いづらいことも
  • 肝斑はホルモンバランスやストレスの影響が大きく、西洋医学だけでは改善が難しいケースもあります

◆ 漢方による体質別アプローチ

体質の傾向症状処方例
ストレスが影響するタイプ月経前に肝斑が濃くなる/イライラしやすい加味逍遙散、柴胡加竜骨牡蛎湯
血流・栄養不足タイプ顔色が悪い/乾燥しやすい/疲れやすい当帰芍薬散、四物湯
血行不良が強いタイプ慢性的なくすみ・シミ/冷え性桂枝茯苓丸、桃核承気湯、い桂枝茯苓丸加薏苡仁
胃腸が弱いタイプ消化機能の低下/肌に栄養が届かない補中益気湯、六君子湯

◆西洋医学と漢方医学の『いいところ』を合わせた診療・サポートを

方法特徴
グルタチオン注射メラニン生成を抑制し、抗酸化・美白作用をサポートします
グルタチオン内服抗酸化・肝機能改善・美白・疲労回復に有用。内服により体質改善も目指します
プラセンタ注射肌のターンオーバーを促し、ホルモン・自律神経バランスも整えます
ハイドロキノンクリーム(医療用)色素沈着部位にピンポイントで使用。肌状態に応じて濃度・使用期間を調整します
漢方治療くすみや肝斑の背景にある体質(冷え・血行不良・ストレス・月経不順など)にアプローチします

◆ このような方におすすめです

  • 肌のくすみや肝斑がなかなか改善しない
  • 月経やストレスで肌の調子が不安定になりやすい
  • 肌の悩みに加えて、冷え・疲れ・ホルモンバランスの乱れも感じている
  • 外側からのケアに限界を感じており、体の内側から肌を整えたい方
    (※プラセンタ注射・グルタチオン注射や内服も対応可能です)

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