「疲れやすい」「体重が増えた・減った」「動悸がする」などの症状は、体質や更年期などによるものと思われがちですが、甲状腺機能の異常が関係していることがあります。
以下のような症状はありませんか?
- 「以前より疲れやすく、だるさが続いている」
- 「特に生活を変えていないのに体重が増えた、または減った」
- 「動悸や脈の速さが気になる」
- 「手が震えたり、汗をかきやすくなった」
- 「以前より寒がりになった」
- 「顔や手足のむくみが気になる」
- 「便秘や下痢が続いている」
- 「更年期だと思っているが、体調不良が続いている」

甲状腺ホルモンは、全身の代謝や体温、心拍などに関わる大切なホルモンです。
甲状腺機能が高くなる**甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)では、動悸、発汗、手の震え、体重減少などがみられることがあります。
反対に、甲状腺機能が低下する甲状腺機能低下症(橋本病など)では、疲れやすさ、寒がり、むくみ、体重増加、便秘などがみられることがあります。
当院では、症状をお伺いし、必要に応じて血液検査で甲状腺機能を確認しています。
◆ 甲状腺機能の血液検査
主に以下の項目を測定します。
- TSH(甲状腺刺激ホルモン)
- FT4(遊離サイロキシン)
- 必要に応じて FT3(遊離トリヨードサイロニン)
これらを組み合わせることで、甲状腺ホルモンが多すぎないか、少なすぎないかを確認します。
◆ 費用について
症状があり、医師が甲状腺機能検査を必要と判断した場合には、健康保険が適用されます。
3割負担の場合、初診時で2,500~3,500円程度が目安です。
※検査項目や診察内容、追加検査の有無などによって費用は異なります。
※症状がなく、健康診断目的で検査のみを希望される場合は、保険診療の対象とならない場合があります。
◆ 検査で異常がみつかった場合
血液検査で甲状腺機能の異常がみつかり、詳しい検査や専門的な治療が必要と考えられる場合には、甲状腺・内分泌の専門医療機関をご紹介します。
当院では甲状腺の超音波検査(エコー)などの専門的な検査は行っていません。
専門医療機関で診断・治療方針が決まり、状態が安定した後については、必要に応じて当院で定期的な血液検査やお薬の継続などのフォローを行うことも可能です。
「更年期かな」「疲れているだけかな」と思っている症状の中に、甲状腺機能の異常が隠れていることもあります。
気になる症状がある方は、ご相談ください。
