手や足が「ピリピリする」「感覚が鈍い」「ジンジンする」「触ると違和感がある」――

こうした“しびれ”は、神経・血流・体の冷えや自律神経の乱れなど、複数の要因が関わって起こります。原因が明確な場合もありますが、「検査で異常がないのに症状が続く」とお悩みの方も少なくありません。
◆ 西洋医学でのアプローチと限界・よくあるお悩み
【主な原因の評価】
- 頸椎・腰椎ヘルニア、脊柱管狭窄症
- 末梢神経障害(手根管症候群、肘部管症候群、坐骨神経痛など)
- 脳血管障害(脳梗塞、一過性脳虚血発作 など)
- 糖尿病性神経障害、ビタミン欠乏、甲状腺機能異常
- 血行不良(動脈硬化など)
【主な治療】
| 症状・目的 | 薬剤の例 |
| 神経の修復補助 | メコバラミン(メチコバール®)などのビタミンB12 |
| 神経痛の抑制 | プレガバリン(リリカ®)、デュロキセチン(サインバルタ®)など |
| 炎症・痛みの抑制 | 消炎鎮痛薬、ブロック注射など |
【限界とよくある悩み】
- 明らかな神経障害がないと「様子を見ましょう」で終わってしまうことも
- 薬を使っても「すっきり治らない」「改善の実感が薄い」と感じる方も多い
- 冷え・ストレス・自律神経の影響は見逃されがち
- 西洋医学では体質改善の視点が不足しやすい
◆ 漢方内科でのアプローチ
漢方では、しびれを「気・血・水」の巡りが悪くなった状態と考えます。
特に「血(けつ)」の不足や滞り、「冷え」により末端まで栄養が届かないことで、しびれや違和感が起こるとされます。
| 体質の傾向 | 症状 | 処方例 |
| 血行不良が伴うタイプ | 手足が冷える/しびれる/チクチク感 | 桂枝茯苓丸 |
| 加齢と体力低下が伴うタイプ | 手足が冷える/しびれる | 八味地黄丸、牛車腎気丸 |
| 体力が不足しているタイプ | 貧血気味/乾燥肌/眠りが浅い | 四物湯、当帰芍薬散、十全大補湯 |
| 冷えが強いタイプ | 末端冷え/むくみ/しびれ | 苓姜朮甘湯、桂枝加朮附湯 |
| 胃腸が弱いタイプ | 食欲不振/疲れやすい/手足のだるさ | 補中益気湯、六君子湯 |
| ストレス・自律神経に影響されるタイプ | イライラ/緊張/気の停滞によるしびれ | 加味逍遙散、抑肝散、柴胡加竜骨牡蛎湯 |
◆西洋医学と漢方医学の『いいところ』を合わせた診療・サポートを
- 必要に応じて整形外科・脳神経内科へのご紹介
- 西洋薬+漢方薬の併用による相乗効果
- 血流改善や冷え対策、栄養・ストレスケアを含む総合的サポート
- ビタミンB群注射やプラセンタ注射による神経サポートも対応可
◆ このような方におすすめです
- 手足のしびれや違和感がなかなか治らない
- 検査では異常がなくても症状が続いている
- 冷え・疲れ・血流の悪さを自覚している
- 体質から改善したい




