「原因がわからないまま慢性的に続く下痢」は、日常生活の質を下げ、体力の低下にもつながります。

ウイルス・細菌などの感染だけでなく、ストレスや冷え、食生活の乱れ、自律神経や体質の影響も大きく関係しています。
◆ 西洋医学でのアプローチと限界・よくあるお悩み
| 主な原因 | 対応・治療 |
| 感染性腸炎(ウイルス・細菌) | 整腸剤、抗生物質(必要に応じて) |
| 過敏性腸症候群(IBS) | コロネル®(ポリカルボフィルカルシウム)、抗不安薬、セロトニン受容体拮抗薬など |
| 慢性膵炎・吸収不良症候群 | 酵素補充、栄養療法 |
| アレルギー・薬剤性・炎症性疾患 | 食事・薬剤調整、必要に応じて専門治療(潰瘍性大腸炎など) |
【限界とよくあるお悩み】
- 検査では「異常なし」とされる“機能性下痢”が多い
- 冷え・ストレス・疲労など、自律神経の乱れが深く関わっている
- 一時的によくなっても、体調や季節で繰り返す
◆ 漢方内科でのアプローチ
漢方では、下痢を「脾(胃腸)の弱り」や「冷え」「水分バランスの乱れ」「ストレスによる気の失調」など、体全体のバランスの乱れととらえます。
それぞれの体質に合わせて処方を選び、お腹の働きを根本から整えていきます。
| 体質の傾向 | 症状 | 処方例 |
| 胃腸が弱っているタイプ | 食後すぐに下痢/食が細い/疲れやすい | 補中益気湯、六君子湯、人参湯 |
| 冷えで悪化するタイプ | 朝方や冷たいもので悪化/下痢とともに冷えを感じる | 真武湯 |
| ストレスでお腹を壊すタイプ | 緊張・不安で下痢になる/お腹にガスが溜まりやすい | 桂枝加芍薬湯、半夏瀉心湯、柴胡加竜骨牡蛎湯 |
| 炎症傾向のあるタイプ | 便のにおいが強い/粘り気がある/腹痛を伴う | 黄連解毒湯 |
| 水分バランスの乱れタイプ | 軟便・むくみ/天気や気圧で下痢になりやすい | 五苓散、防已黄耆湯 |
◆西洋医学と漢方医学の『いいところ』を合わせた診療・サポートを
- 必要に応じて血液検査や消化器内科のご紹介も行います
- 漢方薬で胃腸や自律神経のバランスを整え、冷えや疲労にもアプローチ
- 食事・睡眠・入浴などの生活習慣へのアドバイスもご提案
- ご希望に応じて、ビタミンやミネラルの栄養補助療法も行っています
◆ このような方におすすめです
- 検査では異常がないが、下痢や軟便が続いて困っている
- IBS(過敏性腸症候群)と診断されたが改善しない
- ストレスや冷えでお腹を壊しやすい
- 体質から自然に整えたい
- 最近、体力が落ちてお腹が弱くなったと感じる




