骨粗しょう症は、骨の量(骨密度)が減少し、骨がもろくなって骨折しやすくなる病気です。
特に女性は閉経後に女性ホルモンの減少によって骨の代謝バランスが崩れ、骨密度が急激に下がります。

背中が丸くなる・身長が縮む・転倒で骨折する
そんな将来を防ぐためにも、早めの予防と体質改善が大切です。
◆ 西洋医学でのアプローチと限界・よくあるお悩み
【主な治療・予防法】
- 骨密度検査(DEXA法など)で評価
- 骨吸収抑制薬(ビスホスホネート製剤:ボナロン®、リセドロン酸など)
- 骨形成促進薬(テリパラチド、活性型ビタミンDなど)
- カルシウム、ビタミンD、ビタミンKのサプリメント
【限界とよくあるお悩み】
- 治療薬の服用・注射が長期にわたり継続しにくい
- 消化器症状(胃の不快感)や顎のトラブルなど副作用が不安
- 薬を飲んでいても「骨が強くなった実感がない」
- そもそも予防的な段階では治療介入が少なく、セルフケアに頼ることに
◆ 漢方内科でのアプローチ
漢方では、骨の弱りは「腎(じん)」の衰えと深く関係しているとされ、加齢やホルモンバランスの変化によって“腎虚”が進むと、骨・関節・歯・髪・耳など全身の老化症状が現れると考えます。
また、気血の不足、冷え、運動不足、胃腸機能の低下なども影響します。
| 体質の傾向 | 症状 | 処方例 |
| 疲労があるタイプ | 足腰のだるさ/頻尿/耳鳴り/白髪・抜け毛/性機能低下 | 八味地黄丸、六味丸、牛車腎気丸 |
| 血行が不足しているタイプ | 顔色が悪い/疲れやすい/冷えやすい/生理不順/骨がもろい | 当帰芍薬散、四物湯、十全大補湯 |
| 胃腸が弱いタイプ | 胃もたれ/下痢・便秘/サプリが合わない/栄養吸収が悪い | 六君子湯、人参湯、補中益気湯 |
◆西洋医学と漢方医学の『いいところ』を合わせた診療・サポートを
- 骨代謝を考慮した漢方処方(腎・肝・脾のバランス調整)
- カルシウム・ビタミンD・K、プラセンタなどの補助療法
- 食事指導・姿勢改善・簡単な運動(スクワット・片脚立ちなど)を生活習慣に組み込むアドバイス
- 閉経後の不調や女性ホルモンのゆらぎにも対応
◆ このような方におすすめです
- 骨粗しょう症と言われたが、漢方でできることを知りたい
- 背中が丸くなってきた、最近身長が縮んだ気がする
- 胃腸が弱くてサプリが合わない
- 運動や食事、漢方で体の内側から骨を強くしたい




