PMS(月経前症候群)

「生理前になるとイライラする」「生理前はなぜだが涙がこぼれます」毎月繰り返される辛さを我慢していませんか?

PMS(月経前症候群)は、月経の3~10日前から現れる心と体のさまざまな不調のことを指します。月経が始まると自然と軽快するのが特徴です。

身体の症状精神の症状
下腹部の張り/乳房の張り/むくみ/頭痛/眠気/便秘/肌荒れイライラ/怒りっぽい/落ち込み/不安感/集中力の低下/不眠

症状の現れ方や程度には個人差が大きく、「毎月のことだから」と我慢している方も少なくありません。

◆西洋医学でのアプローチと限界・よくあるお悩み

【主な治療法】

  • 低用量ピル(LEP製剤):ホルモンの変動を抑え、症状を緩和
  • 漢方薬(保険適用内):加味逍遙散などの処方
  • SSRI(抗うつ薬):精神症状が強い場合に使用(例:パロキセチン、フルボキサミン)
  • ビタミンB6、利尿剤、鎮痛薬:対症療法として使用

【限界とよくあるお悩み】

  • ホルモン剤に抵抗のある方、副作用が気になる方も多い
  • 精神症状が強い場合、長期的な服薬管理が必要になる
  • 体質や生活環境といった「根本のバランス」へのアプローチは難しいことも

◆漢方内科でのアプローチ

漢方では、PMSは「気・血・水」の巡りの乱れや「肝・脾・腎」のバランスの崩れととらえます。特に“肝”の働きが乱れると、イライラや気分の波、不安感として現れやすくなります。それぞれの体質の傾向に合わせて、オーダーメードで処方します。

体質の傾向症状代表的な漢方処方
感情の波が大きくなりやすいタイプイライラしやすい/怒りっぽい/胸や脇が張る感じがある加味逍遙散、柴胡加竜骨牡蛎湯
メンタルが不安定で疲れやすいタイプ不安感が強い/涙もろい/眠れない/すぐに疲れる当帰芍薬散
血行が悪く、下腹部に不調が出やすいタイプ下腹部の重さ/月経痛/肌荒れ/血の塊が出る桂枝茯苓丸、桃核承気湯
むくみやすく、体が重だるいタイプむくみ/頭が重い/体がだるい/吐き気がある五苓散、防已黄耆湯
冷えが強く、お腹を壊しやすいタイプ手足の冷え/生理が不安定/下痢しやすい温経湯

◆西洋医学と漢方医学の『いいところ』を合わせた診療・サポートを

  • 必要に応じてホルモン検査や婦人科との連携も可能
  • プラセンタ注射やエクエル(エクオール含有サプリ)などもご提案可能
  • 食事・睡眠・ストレスケアなど、生活面のアドバイスも重視
  • お薬に頼りすぎず、自然な体質改善をめざすサポートを行っています

◆このような方におすすめです

  • 毎月のPMSで仕事や家庭生活に支障が出ている
  • イライラや不安感、落ち込みなどの感情の波がつらい
  • ピルや精神薬に抵抗がある、または合わなかった
  • 漢方を中心に、やさしく体と心を整えたい
  • 月経周期に合わせて自分のコンディションを見直したい

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